ワーキングマザー陸マイラーが今日も行く

フルタイム共働きのワーキングマザーです。陸マイラーもやっています。

ワーキングマザーのワークライフバランスの本質

繁忙期で忙しい時期を過ごしていました。

 

今年もお迎えを夫と交換し、私が残業ができる体制を取りました。

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とはいえ、根が残業嫌いのため「明日できることは明日やる」というスタンスを取り、そこまで残業するつもりはありませんでした。

 

 

しかし、新型コロナウイルス感染症の影響で会社全体のテレワークが増加して業務オペレーションが変わったことと、繁忙期の業務がテレワークで処理出来ないものだったため、出勤チームへ負荷が多くかかったことから、今年の繁忙期の残業はワーキングマザーになって一番の多さでした。

 

帰宅は毎日子どもが寝てから、日付が変わることもしばしば。土日もどちらかは出勤するなど子どもとゆっくり過ごす時間が取れません。

 

夫はワンオペになり、私は仕事をしました。

半年前には夫と私が逆の立場で、同じような時期を過ごしていたのですが、半年前と大きく異なることが起こりました。 

 

子どもが荒れました

 

保育園に行くのを渋るようになり、朝の登園(私担当)では大泣き。ソファーにへばりついて離れず、靴を履かせても全力で脱ぎにかかり、それでも何とか靴を履かせたと思ったら靴のままリビングへ脱走。もちろんその間も大泣きです。

 

一度玄関から外に出れば、ギャン泣きからしくしく泣きには変わるのですが、それでも保育園の通園中もシクシク、園についてもシクシクと泣いています。

4月からは「先生が怖いから行かない」「お友達が怖い」「〇〇が嫌だ」「保育園いかない」と、少ない語彙力を駆使して保育園が嫌だと主張していました。

 

(こんなことを書いていましたがわが家も大変でした。何度か親戚に相談しました。) 

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夫がお迎えに行き、降園後は夫と過ごすわけですが、日に日にわがままが強くなり夫もお手上げ、夫婦の会話は今日こんなことが大変だったという報告ばかりという日々を過ごしました。

 

繁忙期を終え、保育園の送り迎えの役割交換も元に戻し、私も残業せずに帰るようになったところ、保育園の登園渋りも夕方の癇癪もピタリと落ち着きました。

 

4月に進級して先生もクラスもお友達も変わり、お兄さんお姉さんクラスになって(年少組)、園でのスケジュールも変わり、変化に追いつけなかったなどの原因もあるでしょうが、やはり大きな要因は、私の残業のような気がしています。

 

 

 

ワーキングマザーのワークライフバランス

 

独身のときのワークライフバランスは、自分の趣味や休憩の時間と仕事の時間とのバランスでした。

多少仕事が増えても趣味や休憩を削れば何とかなり、大幅に仕事が増えても同じく趣味や休憩(睡眠)の時間を削って何とかしていました。

 

DINKS(子どもがいない夫婦の時間)のときのワークライフバランスは、家事・自分の趣味・休憩時間と、仕事の時間とのバランスでした。

独身の時より家事の時間が増え趣味と休憩の時間は減りましたが、多少仕事が増えても休憩時間を削って何とかしていました。大幅に仕事が増えると家事をおろそかにしてその分夫に分担してもらい、趣味の時間も削り、何とかしていました。

 

産休育休時代、ワークライフバランスはありませんでした。

すべての時間を家事と子育てと休憩とほんの少しの趣味に費やしました。趣味の時間は子どもの昼寝の時に少しだけテレビを見るくらい、外に出ることが必要な趣味はほとんど持てませんでしたが、広い世界に産み落としたふにゃふにゃの子どもを生かすのに必死で、趣味という存在を忘れていた時期でした。

 

保育園入園当初のワークライフバランスは、子育て時間と仕事の時間とのバランスでした。

育休時代に比べて圧倒的に少なくなったライフの時間を有効に使うため、独身やDINKS時代より家事は省力化し、衣食住に関する物理的な子どもの世話にかなりの時間を費やしました。仕事の時間が増えると子どもの世話が出来なくなりましたが、夫に子育てを分担してもらうことと、仕事を極限まで省力化して残業を減らすことで乗り切りました。

 

そして子どもが3歳になった今、ワークライフバランスは子どもとのふれあい時間と仕事とのバランスになりました。

仕事が増えて子どもとのふれあいの時間が減ると、子どもの心が維持できなくなりました。話せるようになり、周りをよく理解できるようになり、自分の意思を言葉で外にぶつけるようになった子どもは、今までたくさん触れ合ってきた母親がいない夜を過ごすことを寂しいと感じ、言葉と態度で表すようになりました。衣食住に伴うお世話は減りましたが、その分話を聞く、話をする、スキンシップを取ることを、子ども自身が求めるようになりました。

 

 

ワーキングマザーのワークライフバランスの本質は、結局子どもと仕事のバランスなんだと改めて強く感じました。

 

仕事が増えても自分の何かを削ればよかった時期と異なり、ワーキングマザーになり、私が仕事に向かうことで荒れて泣いた子どもを見て、私のワークライフバランスは私だけのものではないのだと気づきました。そして子どもへの影響は子どもの年齢によって出現方法が変わることも改めて知りました。

 

ワークライフバランスを、仕事と子どものバランスを、子どもの年齢や成長に応じてきちんと見定める必要があったなと反省した今回の繁忙期でした。

 

とはいえ、忙しさをコントロールできる時期や仕事内容ばかりではなく、また世の流れの中で繁忙期と閑散期が現れることもあるので、これからも苦悩するんだろうなとぼんやりと悩んでいる今日この頃です。

 

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