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独身で家を買うと「結婚できない」は本当か?

独身のときに家を買いました。

小さな小さな古い家です。 

 

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独身女性が「家を買う」と言うと、一様にみな「大丈夫?」「やめておけば?」「結婚できなくなるよ」と返されます。

 

そこで今回は、独身で家を買うデメリット、本当に結婚できなくなるのか?について考えてみたいと思います。

 

 

なお、独身で家を買うメリットについては、様々なウェブコンテンツに丁寧に掲載されています。家を買うメリットを知りたい場合はそちらのほうが参考になりますので、そちらをご覧ください。

ただ、ほとんどのコンテンツが、不動産開発会社や投資会社のコンテンツで、読めば「すぐにでもマンションを購入しなきゃ!」と思わせる内容ですので、読んだ後は冷静にご判断ください。

 

 

 

独身で家を買うと結婚できない理由3つ

独身で家を買うと、結婚できなくなる理由は、大きく3つあると思います。

 

1.不動産が結婚の足かせになり結婚できない

2.家事能力が上がり結婚できない

3.周りから「結婚しない人」の評価を受けるため結婚できない

 

順に説明していきます。

 

 

不動産が結婚の足かせになり結婚できない

 

 

独身の場合、将来「結婚」という大きなイベントが発生する可能性があります。

 

 

ある調査結果からの引用ですが、結婚を機に新居を構える割合は66.9%(30代は67.4%)で、結婚後どちらかの住居に引っ越した割合は17.2%(30代は17.7%)、結婚前から住んでいる住居に今も住んでいる(つまり同棲)の割合は15.9%(30代は14.8%)です。

 

結婚により、66.9%の人は確実に転居、17.2%の人も、男女どちらかは転居ということになります。

つまり独身の人の方が、将来転居する可能性が圧倒的に高いわけです。

 

 

不動産の購入の最大のメリットは、老後(ローン終了後)の家賃を0にすることができることです。

 

戸建てでもマンションでも、修繕費などで一定の費用は必要ですが、戸建ての修繕費は自分で操作する(最低限の修繕費にしたり、修繕せずに我慢したり)ことができますし、マンションの修繕費積立も、家賃に比べると圧倒的に安いです。

  

賃貸の場合の家賃は、支払いが滞ると退去になりますが、不動産購入の場合はローンの支払いが終われば、終の棲家が手に入ります。

 

しかしその反面、不動産を購入すると、転居がしにくくなり、転居の際に負債が残る可能性があり、次のローンが組みにくくなるというデメリットがあります。

 

 

購入した不動産のローンが残っていた場合、結婚をしようとしても、転居の際に不動産を売却したら負債が残ったり、新しい家のローンが二重ローンになり組めなかったりすることが起こります。

  

これが不動産購入のせいで結婚しにくくなることにつながります。

 

 

不動産(資産)を持っているほうがモテそうだし、結婚しやすいのでは? 

 

 

ここで、不動産という資産があれば、相手がそれに魅力を感じてくれ、結婚しやすくなるのでは?という考えについて整理しておきます。

  

不動産を持っている男性はモテるのか?

 

婚活市場では、貯金も資産も0円の人よりは、不動産の資産がある人のほうが、女性からは魅力的にうつります。しかしそれは「純粋な資産」の場合です。ローンのある不動産物件ではありません。

 

億ションをローン無しで購入している人には(ローンがあっても少額で、大半を頭金で払っている場合も含む)、それを魅力に感じて寄ってくる女性もいるかもしれませんが、ローンの支払がある相手を手放しで喜んでくれる人は、婚活市場にはいません。

 

マンションを持っているため貯金0円の人と、マンションが買えるだけの貯金がある人で(かつそのお金を相手も気に入るマンションの購入に充ててくれる人で)あれば、後者のほうがモテます。

 

女性は、自分の好みの家に住みたい欲があるので、すでにあるマンションよりも、自由にマンションが買えるお金のほうが魅力を感じます。

 

 

加えて、最近は「同類婚」が人気です。

 

不動産を目当てに言い寄ってくれる人は、自分と同じような「同類」ではありません。同類であれば、相手も同じような資産を持っていることが多いので、魅力にはなりにくいのです。

 

つまり、「不動産を持っていることに魅力を感じてくれる女性」というのは、付き合うだけの相手を探す際は武器になっても、同類婚を望む場合は、結婚相手を探す際には武器になりにくいです。

 

したがって、不動産を持っている男性は、モテるかもしれませんが、結婚しやすくなるわけではありません。

 

 

 

不動産を持っている女性はモテるのか?

  

女性は最低でも同類婚、できれば上昇婚を求める傾向があります。

 

不動産を購入できるような収入がある女性は特に、よほど男性側にオリジナルな魅力(例えば、バリキャリを目指す女性が、優しく家事能力が高く主夫志望の男性を選ぶ場合など)がなければ、結婚後に自分が大変になる相手と結婚するくらいなら、独身のままでいいと考える可能性が高いです。

 

つまり、将来を考えて不動産を購入することを検討し、実際に購入できるような堅実な女性が、その不動産を目当てに寄ってきた男性を結婚相手に選ぶかというと、普通は選びません。

 

なお、不動産を購入する女性は「堅実」だ、「貯金が上手」だと評価されて、結婚しやすくなるのではないかという点についてですが、不動産購入をする女性は、男性側から見ると、堅実を通り越して「守りが固すぎる」と見えるようです。守りが固すぎて近づきにくいという評価を受ける可能性が高いです。

 

したがって、「不動産を持っていたらモテて結婚しやすくなる」ということは、女性についても考えにくいです。

 

  

家事能力が上がり結婚しにくい

 

独身で一人暮らしをすると、丁寧に暮らす人ほど家事能力が上がります。これは男性女性問いませんし、賃貸でも購入でも同じです。

 

ただ、不動産購入の場合、家そのものの手入れも必要になります。壁紙の管理や壊れた部分の修理、戸建てなら外壁や外構、庭の手入れもあります。

 

掃除にしても賃貸のように「引っ越しでリセット」というわけにはいきませんから、より丁寧なものが必要です。

 

数年で転居する予定の賃貸マンションに暮らす独身男性で、窓のサッシやお風呂の天井まで掃除する人は少ないでしょう。

しかし購入した家は、自ら長期的に手入れをしなければなりませんので、必然的にそういった部分の掃除も必要になります。

 

老後も住むつもりで購入した家なら、近所付き合いも必要になります。自治会等の地域コミュニティへの参加も検討しなければなりません。

 

家の修理も、大家さんに電話一本で済むという状況とは違います。自分で業者を調べて対応する必要があります。

 

つまり、独身で家を買うと「家を維持する」能力が賃貸の一人暮らしよりもさらに上がります。

 

 

結婚とは、他人同士の2人が共同生活を始めることです。暮らすという点だけで見れば、一人暮らしよりストレスが貯まります。(まあ、そのストレスを上回るいい点があるので結婚するわけですが)。

 

 

一人暮らしに慣れて、家事能力や生活能力が上がった場合、同レベルの家事能力の配偶者が見つかればいいのですが、自分より家事能力が劣る配偶者との同居は、負担が自分に偏ることが多く、ストレスが大きくなり、結果として結婚(というか同居)のデメリットが際立ってしまいます。

 

それが「結婚しにくくなる」につながります。

心理的に、結婚するより一人暮らしの方が気楽であると思いがちになるのです。

 

 

 

周りから「結婚しない人」評価を受けるために結婚しにくい

 

私は家を買った後に結婚しましたが、結婚後、かなりの人数の知り合いに「家を買った時、あなたはもう結婚をあきらめたんだな思った。」と言われました。周りはそういう評価をしていたようです。

 

これはすなわち、周りから「良い相手」を紹介してもらえる可能性が低くなるということです。

 

私は、結婚相手が自然に見つかることは、アラサーではほぼないと思っています。

 

だって電車やサークル・趣味活動で初めましてと出会って一目ぼれ、しかもお互いにフリーとかありますか?

 

会社でも、今まで知っている人とのお付き合いならともかく、全く知らない人と出会うなんて、どこでばったり知り合うのか、私が聞きたいです。

 

男性なら、新採の部下をつかまえて(というか部下から頼れる上司として好かれて)付き合って結婚、ということも現実的にあるかもしれませんが、女性だとアラサーで新卒男性社員を、なんて難しいです。

 

30歳を過ぎた結婚につながる出会いのためには、ある程度周りのおぜん立てというか、大なり小なり「紹介」が必要になってくると、個人的には思っています。

  

 

そして、独身が不動産を購入すると、この「さりげない」マッチングが、受けにくくなるように思います。

 

 

付き合いそうな2人を「紹介」する行為は、すごくエネルギーが必要です。失敗したら恨まれる可能性もありますので、誰かに誰かを紹介するなんて普通は簡単にはできません。

  

相手を探している人が知り合いにいて、いい感じにマッチングできそうな相手も知っていて、互いのニーズが合致していて(「付き合うだけ」を望む人に「結婚したい人」を紹介することはできません)、そのニーズを自分は的確に把握している自信があって、かつ「あの2人はいい感じに釣り合うよね」と思えた場合しか、紹介なんてできないです。

 

そして普通は、男性でも女性でも「家を買う」という行為をした人に対しては、「あ、結婚する気はないのかもしれないな」と大なり小なり感じてしまうようです。そうすると結婚を望んでいる相手とマッチングしてもらえる機会が減ります。(結婚しない人と思われているため、結婚願望がある人とマッチングされにくくなる)

 

ですので、家を買った後でも「私は結婚したいんだ~」と触れ回っていない限り、「結婚相手を探している人」として、さりげなく飲み会をセッティングされたり、さりげなく紹介を受けたりすることは、かなり減ります。

 

  

実際、夫とは職場結婚で、夫と私の両方を知っている人は複数おりましたが、夫と私を引き合わせた人は、「私は結婚をしたくないわけじゃない」という話ができた仲の良い人です。

 

 

私たちが結婚した後、「二人は合うんじゃないかと思っていたよ」と言ってくれた人は複数いたものの「でも、あなたは結婚しないのかと思って」と言われました。

 

 

 

 

独身で家を買っても結婚する方法

 

ということで、ここまでは「家を買うと結婚できない」というような内容になってしまいましたが、独身で家を買っても結婚する方法が3つあります。

 

「負」動産にならない不動産を購入する

 

結婚に伴い転居する場合も、購入した不動産が足かせにならなければ、結婚の障壁にはなりません。ですので、「負」動産にならない不動産を購入すればよいのです。 

 

「負」動産にならない不動産とは、具体的には、

① 投機の視点で、将来値上がりする不動産

② 現金一括か、頭金を多額に入れてローンを少額にした、資産になる不動産

の2点です。

 

①の、将来値上がりする不動産ですが、これは、転売したり賃貸に出したりすることになっても、マイナスにならない資産ならOKということです。投機目的だからといって、自分が住む物件を、自分の給料では支払えない額で購入したら、生活ができませんので、収入で返済できる範囲内の返済額に抑えることも必要です。

 

こういった物件であれば、ローンが残っても賃貸収入で賄えますし、売却してもローンは残らずむしろプラスが出るので、困りません。

 

問題は、将来値上がりする不動産を探すのが難しいことです。これを100%見つけ出せる目があれば、サラリーマンより不動産デベロッパーになったほうが儲かります。

 

 

ですので、普通のサラリーマンであれば、「負」動産にならない不動産を購入するには、②の、現金一括購入か、頭金を多く入れてローンを減らすという選択を取ることになります。

 

これが出来れば、結婚で転居する際も、不動産がマイナス資産になりませんので、不動産を持っていることが結婚しにくくなるという可能性は大きく減ります。

 

 

  

周りに結婚したいとアピールする

 

 

30歳を超えて、本気で結婚したい場合は、自然な出会いより、婚活のほうが可能性が上がります。婚活まではしたくないという場合は、知り合いなど周りからの紹介が一番有力です。

 

したがって、不動産を購入した後は、積極的に「結婚もしたいと思っている」とアピールすることが必要です。それも周りの「あの人は結婚する気がない」という評価を覆すような、大きな声のアピールが必要となります。

 

私は、自分が思っているよりかなり多くの人が「私は結婚する気がない」と評価していたと知り、本当に驚きました。

 

でもそれが現実です。

 

自分のことを知ってくれて、顔の広い友人にはぜひ、「結婚したいんだ!」とアピールしておきましょう。

 

結婚の話が出たら相手の住みたいところを優先する

 

不動産を所有すると、相手に対して「結婚したらここに住めばいい」と思ってしまいがちですが、相手にも好きなところに住む権利があります。

 

結婚後は、自分の所有する不動産はあくまで選択肢の最後の一つであり、相手が住みたいところを最優先する気持ちを持つことが大切です。

 

 

また、不動産を所有する自分が、不動産管理に対して相手よりスキルが高いのは当たり前なので、相手にスキルがなくても、それをマイナス評価しないことも大切です。

 

マイナス採点で結婚相手を見つけるのは至難の業です。家事スキルや家の管理スキルが低いことをマイナス評価するのではなく、分担の話し合いができることや、一緒に家の修理をしてくれそうな積極性・柔軟性があることをプラス評価して、いいところを見つける気持ちが大切だなと思います。

 

 

 

「独身で家を買った人たち」はその後どうなったか

 

最後に、私の周りで「独身で家を買った人たち」のその後を紹介してみます。

 

 

駅近新築マンション(単身or夫婦2人用)を購入した男性

 

結婚はしておらず、独身を謳歌しています。結婚願望は薄れてきたようです。

 

購入した不動産はフルローンでしたが、その後価値があがり、賃貸に出してもローンが賄える状況になっているそうです。

現在は、購入した不動産は賃貸に出し、家賃収入をローン+αにあて、資産形成をしています。購入マンションは着々と資産価値が上がっており、売却時には購入額を上回りそうです。

 

 

駅近新築マンション(ファミリータイプ)を購入した女性

 

マンション購入がきっかけで、付き合っていた男性と結婚しました。

 

結婚後数年は、購入マンションに住んでいましたが、その後、一度マンションのローンを完済したうえ、新たに一軒家を購入。マンションは賃貸に出して、家賃収入を戸建て購入のローンに充てています。着々と資産形成中で羨ましいです。

 

 

駅近中古マンション(ファミリータイプ)を購入した女性

 

結婚はしておらず、独身のままです。彼女が結婚したいのかどうかは、私は分かりません。

ただし、10年程度のローンで購入しているため、年数的にそろそろローンは終了しており、不動産購入が結婚の障壁になっているということもなさそうです。

 

 

中古戸建を購入した女性の場合

不動産購入後、結婚し、転居しています。

 

購入不動産は賃貸に出し、ローンを賄ってなおプラスがあります。ローン完済後も賃貸を続ける予定です。

 

 

 

したがって、独身で家を買ったら結婚できなくなるかについて、周りのアラサー不動産購入者の、アラフォー段階の婚姻率は50%ということになります。半々ですね。

 

なお、2015年の内閣府調査で、30~34歳男性の未婚率は47.1%、35~49歳は35.0%ですから、アラサーからの5年間で男性が結婚する率は12%と計算できます。女性については、30~34歳女性の未婚率は34.6%、35~39歳は26.9%ですから、アラサーからの5年間で女性が結婚する率は7.7%です。

 

これを考えると、私の周りの不動産購入者の婚姻率50%は、たいへん健闘しているようにも思いますが、みなさんはどのように感じられるでしょうか。

 

 

結論

 

独身が家を買うことは、結婚相手を見つけるメリットにはなりませんので、結婚するために家を買おうか悩んでいる人は、リスキーですのであまりお勧めしません。

 

ただ、独身で家を買うと結婚できなくなるかというと、そういうわけでもないように思います。

 

大切なのは、「結婚しない人生」を選択した場合に、購入した不動産で幸せに暮らしていけそうか、「結婚する人生」になった場合、その不動産が自分の「結婚する人生」の足を引っ張らないかをしっかり考えて、不動産購入の判断をすることだと思います。

 

 (資産運用の考え方はこちら)

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(わが家の家計管理についてはこちら) 

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 (共働きの家事分担はこちら) 

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