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フルタイム共働きのワーキングマザーです。陸マイラーもやっています。

育休明けの方必見! 保育園準備のポイント&復帰前にやっておきたいこと

もうすぐ育休から復帰される、プレワーキングマザーの皆さま。

子どもと、じっくりと過ごした育児休業を終えて、職場復帰するにあたり、いろいろ不安に思うことがあるのではないでしょうか。

 

時間にゆとりのある育休中に比べ、仕事が始まると、本当に、時間に追われる生活になってしまいます。

そこで今回は、特に第一子の育休を終え、職場復帰する方へ、保育園準備のポイントと、仕事復帰前に準備しておけばよいと思うことを、【衣食住】の観点と、プラスアルファで、紹介します。

 

 

 

 

 

【住】家の環境整備をする

 

育休からの復帰後、特に復帰して半年くらいは、本当に、仕事・育児・家事に追われて、時間に追われる生活になると思います。そこで、まずは、家庭生活の時短を目指して、家(部屋)の環境を整備しておきます。

 

収納の見直し

保育園に行き始めると、思ったより荷物、とくに衣類や小物が増えます。

 

例えば、4月入園直後は、長そで長ズボン、防寒着やベストも必要だった洋服関係が、ゴールデンウィーク明けには、ちらほら半そで半ズボンになり、そのうち全て半そでに入れ替わります。お昼寝用布団も、夏用に代わり、水筒や水着も必要になります。そうこうしているうちに、トレーニングパンツが必要になってくる。

 

子どもの成長は早いので、思っている以上に、洋服もどんどんサイズアップしていきます。仕事が始まると、お休みも限られ、なかなか収納の見直しをする時間が取れません。衣替えの時間もとれません。

 

とりあえず、収納場所を広く確保し、物が増えても大丈夫な状態にしましょう。また、衣装ケースなどの収納グッズを、少し多めにそろえておきましょう。

 

 

家事動線、育児動線の確保

毎日準備が必要な保育園グッズについて、短い動線で準備ができるように、同線を工夫します。

 

食事用スタイ、おしぼり、手拭きタオル、おむつ、洋服は、どの保育園も、たいがい、毎日必要だと思います。

 

洗濯後、たたむ→たんす入れる→たんすから取り出して、保育園鞄にいれる、という毎日になりますので、一連の作業が楽になるよう、可能な範囲で、収納や保管場所の配置を工夫します。

 

また、生活同線や家事同線について、朝は、起床→着替え→朝食→洗顔・歯磨き→保育園登園、夕方は、保育園降園→夕食準備→夕食→お風呂→歯磨き→就寝の生活を、育休中より短い時間で行うことになります。

 

具体的な動きをイメージしながら、できるだけ、子どもの目の届く範囲で家事ができるように工夫します。

 

例えば、わが家の場合、子どもの、お風呂後のおむつや下着、パジャマ、お風呂用のガーゼは、部屋のクローゼットではなく、お風呂の収納に置いています。これで、お風呂前に、お風呂グッズを色々な場所に取りに行かなくてもよくなりました。

 

おむつは、お風呂場用とは別に、洋服の収納場所近くにも配置し、保育園準備の際、洋服・スタイ・おしぼり・手ふき・おむつの毎日グッズは、一歩も動かずに鞄に入れられるようにしています(本当は、カトラリーや水筒も近くになれば、ベスト)。

 

部屋の間取りの問題もありますが、大人の収納が少し不便になっても、子どものグッズの配置を優先し、極力、動作を少なくして準備が可能になるよう配置するほうが、生活は楽になります。

 

 

新3種の神器(ロボット掃除機、食洗器、洗濯乾燥機(ドラム式洗濯機))の活用

家事をフォローしてくれる家電は、便利なだけではなく、時間を生み出すツールです。

 

育休中に比べ、仕事に復帰すると、圧倒的に、子どもと過ごす時間が短くなります。便利家電は、特に、平日の、子どもとのふれあいの時間を、作り出してくれます。

 

洗濯を干すために必要な10分間の代わりに、子どもを膝にのせて、一緒にテレビを見ながら歌を歌う。育休中の何気ない10分は、復帰後は、必死で生み出す10分に代わってしまいます。残念ながら。

 

ですので、頼れるものは、多少、経済的に無理をしてでも、頼りましょう。復帰したら、取り返せるはずです。生活に疲れすぎて、仕事を辞めてしまうほうが、長期的に見て、経済的損失です。

 

配偶者が、利用に消極的な場合は、例えば、食器洗いと、洗濯干し、だけでも、配偶者の家事分担にして、体験してもらいましょう。便利さが分かるはずです。

 

 

コードレス掃除機の導入

子どもが小さいうちは、どうしても、食事後、床に食べ物が落ちてしまいます。しかし、少しの食べこぼしのために、部屋全体にルンバを走らせるのも、大変です。

 

ぱっと出せるところに、コードレス掃除機があると、大変便利です。

手ごろな値段のものでかまいません。1台、準備してみてください。 

 

電動鼻水吸い器の導入

保育園に入園すると、本当に、よく鼻かぜをひきます。あまりに頻繁すぎるし、かつ熱が出ないので、鼻水くらいでは、保育園は休ませてあげられません。

 

しかし、鼻をかむことができない間は、鼻水は流れっぱなしになり、鼻水のせいで中耳炎になったり、鼻水が喉に落ちてせき込んで寝らなかったりするため、子どもは辛いです。

 

そこで、電動鼻水吸引器を活用しています。

わが家の、電動鼻水吸い器は、先輩ワーキングマザーのおすすめのものを、プレゼントでいただきました。 

 

実際、本当に役に立ちます。

子どもの保育園関連グッズに限定したら、一番役に立つ、という言葉も、うなずけます。

 

鼻水吸引器で鼻水を吸ってあげると、一時的に楽になり、すっと寝付けるようになります。親が口で吸う、手動ものもありますが、失敗すると子どもの風邪が親にうつります。子どもからもらう風邪は、なかなか強烈です。資金に余裕があれば、電動鼻水吸引器、本当におすすめです。

 

あと、地味な話で恐縮ですが、鼻水を拭くとき、鼻をぎゅっとつまむのではなく、ティッシュを細長く折り、人差し指と中指で挟み、鼻の穴の下(鼻水)にあてて、シュルシュルっと、ティッシュを引き抜くと、ティッシュに長ーく鼻水が引っ張られ、驚くほど、鼻水が取れます。特に、粘度の高い青洟(あおばな)のときに、有効です。保育園で教えてもらいました。

 

【衣】保育園グッズの枚数・個数の確保

 家の収納にゆとりがある場合は、保育園グッズは、数日分あると便利です。

 

洗濯を忘れてしまう、洗濯・乾燥する前に、子どもと寝落ちしてしまう、という日も、長い保育園生活では、出てきます。保育園グッズが1セットや2セットだと、次の日に、保育園に持って行くグッズがなくなり、朝、大慌てになります。

 

わが家は、スタイとおしぼりの食事セット(1日3枚)と、手ふきタオル(1日2枚)を、3日分用意しています。(スタイとおしぼりは9セット、手ふきタオルは6枚)

 

私は、帰宅後、すぐに、保育園グッズの汚れものの解体と同時に、次の日の保育園準備をしてしまうのですが、3セットあれば、仮に、月曜日に洗濯をし忘れても、水曜日分(火曜日の夜の準備分)までは、保育園セットが整う形になります。

 

保育園に入園直後は、保育園グッズを2セットしか準備していませんでした。すると、2セットしかないと、月曜日に洗濯をしそこねて、火曜日に帰宅した際、水曜日分の保育園セットは準備できず、火曜日の夜に洗濯と乾燥をして、水曜日の朝に、乾燥機から大急ぎで保育園セットを取り出して、畳んで、鞄にいれる、という作業が発生することになり、バタバタしていました。

 

平日分の5セットあると、洗濯のことを全く考えなくてすみますが、収納の限界もあるので、収納と相談しながら、可能な限り、グッズは複数準備すると、生活が楽になります。

 

もちろん、洋服もたくさんあると便利です。洋服は、最低でも、保育園から「毎日〇枚」と指定されている枚数の2倍は用意しましょう。

 

同様に、カトラリーセットやコップ、夏の水着なども、2つ以上あると便利です。

 

 

【食】食事作りの体制を整える

 

料理の練習、レシピ(特に分量)の把握

これは、私の個人的な属性もありますが、私は、料理の際、いまだ料理本を見て、調味料や手順を確認するため、料理の合間に、本を見ている時間が必要です。

 

 復帰して、すぐに思ったことは、育休中に、普段よく作る料理のレシピの分量を、頭にたたきこんでおけば、料理の時短になったな、ということです。

よく作る料理、例えば、ごまあえ、酢の物、マーボー豆腐、ナスのみそ炒め、五目煮など、最近やっと、調味料の量(比率)を覚えてきたことで、料理時間が少し短くなりました。

 

わが家は、起きてから30分の間に、お弁当作りと、夕食の準備の8割方を終えているので、5分の短縮でも、朝のゆとりが大きく変わりました。

 

ネットスーパーの登録

ネットスーパーの配達圏内にお住まいの方は、活用されることをお勧めします。

 

Amazonパントリー、西友ネットスーパー、イトーヨーカドーのネットスーパーは、3大ネットスーパーだと思います。生協でもかまいません。どれか1つでも、使えるようにしておくと、特に、「子どもがインフルエンザで、家から出られない!」「週末は旅行で買い物に行けない!」のような、非常時?に、一気に気が楽になります。

 

イトーヨーカドーのネットスーパーは、母子手帳を提示すると、申込から3年間、配達料が、330円から110円になり、お得です。地域にもよりますが、当日の朝の注文で、その日の夜に届けてくれることもあるので、本当に便利です。(前の日の注文なら、ほとんどの時間枠で予約が可能)

 

 牛乳、お肉、お魚、足りない調味料、総額でも2,000円未満の買い物に、330円の配達料がかかるとなると、「時間がないけど、買い物に行こうかな…」となりますが、配達料が110円だと、気楽に配達をお願いできて、時間にゆとりができます。

 

平日にスーパーに行く時間を確保するのは、大変です。しかし、休日のまとめ買いだけでは、生鮮食品が足りなかったり、買いそびれたものが出てきたりもします。復帰前に、一度、ネットスーパーを検討し、できれば1度、利用されることを、ぜひお勧めします。

 

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周りの協力体制の獲得

 

夫婦の家事分担の調整

 育休中は、妻(育休取得者)が大半の家事をこなしていたご家庭も多いと思います。復帰後は、同じような家事分担だと、妻は身体を壊します。

 

まずは、分担の調整をしましょう。

 

家事分担のポイントは、「可視化」「大臣制」「柔軟な見直し」です。

 

見える家事はいわずもがな、ですが、家事には、見えない家事(名もなき家事ともいう)もたくさんあるので、可能な限り可視化します。

特に男性は、見えない家事は、無いものと思っています。

 

排水溝の髪の毛を捨てる、トイレットペーパーを補充する、雨戸を朝に開けて夜に閉める、など、何気ない、名もなき家事も、できるだけ可視化してみましょう。(分担については、別途記事にします。)

 

自ら家事を積極的にやる夫でなければ、家事分担は、完全に任せてしまう「大臣制」(リーダー制ともいう)がお勧めです。

ごみ捨て、食器洗い、洗濯など、分かりやすい家事を、まるまる担ってもらいましょう。もちろん、ごみ袋や、洗剤のストックの管理も大臣の仕事です。

 

「あなたが大臣です。全てお任せします。あなたの指示がなければ、私は動けません」のスタイルで、一人で抱えていた「あれをやらなければ」を、一つでも減らしましょう。

 

家事スキルが低く、何の大臣にもなれそうにない夫の場合、風呂掃除大臣、米炊き大臣、食器洗い&片付け大臣(食洗器大臣)などが、タスクが少なくて初心者にも簡単、かつ、毎日必要なのでやってもらえれば助かる家事として、おすすめです。

 

なお、最初に、可視化して、大臣制で分担しても、やはり、日々の生活の中で、いろいろ無理な部分が出てきます。

 

その際には、冷静な態度で、柔軟な見直しをしましょう。

 

間違っても、ヒステリックに、「俺のほうがやっている」「私のほうが」と、言い合いをしてはいけません。夫婦は、共働き戦線では、大切な戦友です。省ける家事は、省いたり、外部委託したりも視野に入れながら、お互いを思いやり、必要に応じて、見直しをしていきます。

 

 

祖父母(自分の両親・義両親)の予定の把握

「子どもが熱を出した」というとき、祖父母の予定が把握できていると、何かと心強いです。

祖父母がまだ現役で、フルタイムで働いている場合は難しいですが、定年を迎え、再雇用や、パート採用、という方もいらっしゃると思います。

そんな時、何曜日がお休みなのか、習い事や定例の予定は何曜日にあり、いつなら空いているのかを、事前に把握できていると、いざというとき、お願いがしやすくなります。

 

子どもが熱を出す日のパターンとして、すごく熱が高く、しんどそうな時もありますが、本人はいたって元気だけれど、体温計は、37.5℃を越えており、ぎりぎりで保育園はお休み、という時もあります。

 

この、「元気なんだけど、熱が少しある」のときは、祖父母の協力が、すごく役立ちます。

 特に、4月5月の入園直後や、冬のインフルエンザの時期は、休みが長引くことが多いです。

 

祖父母が居住している距離や、体力、人間性などを勘案し、協力をお願いできそうな場合は、事前に、「お願いするかもしれない」という調整と、空いている曜日の把握をしておきましょう。 

 

病児保育、病児シッターの登録

通える範囲に、病児保育や病児シッターがある場合は、登録を検討し、事前に必要な準備をしておきます。

 

現実に直面した問題として、実際に病児保育や病児シッターが使いたくなる時は、既に子どもは病気になっており、子どもを連れて、病児保育園に出向く登録や、シッターの面談などは、なかなか難しいです。事前に必要な作業がある場合は、前もって、登録や、面談などをしておきましょう。

 

夫婦のスケジュールの共有方法の獲得

保育園に入園すると、まず、子どもの行事予定が増えます。

 

また、出張や外せない会議があるときに限って、子どもが保育園で熱を出してお迎え要請、のようなことも、実際に発生します。夫婦で、子どもの予定や、自分の外せない予定を、共有できるようにしておきましょう。

 

わが家は、グーグルの予定表を、夫婦でお互いに見えるよう共有設定にしています。

この方法は、秘密の予定(秘密の飲み会など)が作れない欠点がありますが、今までに使っていたGoogle予定表を、ただ共有設定するだけで済むので、手軽に始めるには便利です。

 

なお、私自身は、カレンダーアプリのジョルテを使っています。

ジョルテは、Googleと同期できるので、ジョルテで入力すると、自動的にGoogleに同期され、夫から私の予定が見られます。また、夫の予定も、私のジョルテに、Google共有をした内容で、反映されます。

 

保育園の行事(参観や運動会など)をGoogleカレンダーに入れるのは、私の役目です。

保育園のお便りがきたら、真っ先にスケジュールを登録します。

 

この役目を、夫にしてもらえれば、保育園の予定と、お便りの管理という2つのタスクを手放せることになるので、気が楽だな、と思っています。虎視眈々と大臣交代を狙っています。

 

以上、育児休業から仕事復帰する前に、準備しておくと便利なことをまとめました。どなたかの参考になれば嬉しいです。

 

保育園準備で、名前付けに悩まれている方は、こちら。 

www.workingmother-rikumiler.com

 

フルタイム共働きワーキングマザーの、一日のスケジュールはこちら。 

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