ワーキングマザー陸マイラーが今日も行く

フルタイム共働きのワーキングマザーです。陸マイラーもやっています。

自粛生活中に2歳の息子と取り組んだこと トイトレやエジソン箸の結果は?

4月に出された緊急事態宣言を受け、私の居住する地域も、保育園が登園自粛となりました。

 

わが家は、医療関係者等ではありませんので、在宅ワーク、休暇、実家等の協力をフルで動員し、できる限り登園自粛に協力しました。

 

夫婦交代で仕事に行く日々や、子どもの面倒を見ながらの在宅ワークは、本当に大変でしたが、2歳の息子との1日過ごすことで、息子の好みや、今できることできないこと、特性などをより深く知った2か月だったと思います。

 

今回は、2歳2か月の息子と取り組んだことや、その感想などして紹介したいと思います。

 

 

トイレトレーニン

 

子どもの通う保育園では、1歳児の夏から、午前中はパンツで過ごすというゆるいトイトレが始まります。登園後の最初のトイレ時間で、パンツに履き替え、お昼寝までパンツ、途中でトイレの定時誘導あり、という過ごし方のようでした。

 

もちろん失敗も多く、というか、週の半分以上は、失敗後の濡れたパンツが返却されていました。私があまり、早めのトイトレに興味がなかったこともあり、昨年度は家では、気が向いた時に少しパンツをはかせてみる、というくらいでした。

 

しかし、在宅ワークで、息子と過ごす時間が増えたので、保育園だけにトイトレを任せてしまうのも申し訳なく、暖かくなってくることもあり、2歳2ヶ月ですが、思い切って、家でトイレトレーニングを始めました。

 

取り組んだ内容

トイトレを始めるにあたり、補助便座、ご褒美シールと台紙(台紙はネットから無料で印刷できるものを複数枚)を用意しました。ひとりでうんちの絵本を何度も読んで、息子とイメージトレーニングもしました。

 

 

 

ビバリー シール プラレール ごほうびシール手帳セット SL-186

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また、補助便座を使うと足がぶらぶらになり、不安定でうんちができないのではないかと思い、段ボールと牛乳パックで、足置きにもなる台を2つ作りました。わが家の補助便座はこちらです。

 

 

まず、子どもに、オムツとパンツを選ばせると、もれなくパンツを選ぶので、選んだ方を履かせ、トイレに定時誘導しました。

実は内心、「お、これは、トイレにいくことを認識しているのか?」と喜んだのですが、実際は、ただアンパンマンのお兄ちゃんパンツが履きたかっただけのようです。

 

取り組んだ結果

トイレに誘導すると、最初からトイレでおしっこはできたのですが(保育園のおかげです)、そのうち、トイレに行くこと自体を嫌がるようになりました。

 

盛大にほめる、シールでごほうび、おもちゃを持ち込む、やってみせる(主に夫)、思いつくことは色々取組みました。

しかし、遊びたい、テレビを見たいが勝ち、「トイレに行こう!」と誘っても、「嫌~」「ない~」と言うことが多く(しかも癇癪レベルで嫌がる)、そんなに嫌なら、と少し様子を見ているうちに、お漏らしをすることが多かったです。

 

まだ2歳前半、トイトレでは怒るまい、と心に決めて始めましたが、やはりイライラしました。とくにうんちをパンツでするようになってからは、本当にイライラしました。

(ただし、トイトレ当初は、オムツをはいている時にしかうんちをしなかった。便秘ぎみなったので、それはそれで悩んでいました。)

 

パンツでうんちをした場合、足につかないように脱がせるのも大変ですし、洗濯も大変です。こんなことなら、オムツのままでよかったかも、と何度も思いました。

 

それでも、5月初めには、奇跡的に、「しっこ」という言葉で、初めて、トイレの意思表示ができました。(ちゃんとおしっこもできました。)

また、同じころに、いつものうんち時間にトイレにポータブルテレビを持ち込む、という力業で、初めてトイレでうんちができました。

 

今は、おしっこは、1時間を目途に定時誘導すればトイレで出来ますが、遊びの最中はトイレを嫌がり、漏らしもする、ただし、漏らしたら、「びちょびちょ」と教えてくれる、という状態です。

うんちはまだまだパンツやオムツです。

 

 感想

 

2歳前半のわが子には、まだトイトレは早かったです。

もう少し言葉が出ること、トイレに行く理由をきちんと理解できること、遊びの途中でもトイレに行かないと後々面倒になると認識できること、時計を見て時間が多少把握できること、このあたりが出来てからのほうが、スムーズに進んだのではないかと思います。

 

あと、うんちをトイレですることへの不安感があるようです。きばりにくい印象です。足置きを置いても同じでした。

 

ただ、保育園への登園が始まったら、同じようにトイトレが行われるそうなので、この苦労は無駄ではなかったと無理やり思い込み、親の心を慰めています。

 

後日談ですが、自粛が明け、保育園に再登園したところ、保育園のトイレで、うんちができました。「うんち、でる」と申告し、時間をかけて、きばって、出すことができました。よくできました!

  

お箸の練習を始めた

 

息子は、これまでも、お箸が欲しいと要求することはありましたが、カトラリーセットに入っているお箸を渡すと、フォークの代わりに突き刺して食べて、食べにくくてそのうち飽きる、という状態でした。

 

しかし、保育園登園自粛で、親とご飯を食べる回数が増え、お箸に興味を持つようになりました。

興味を持つどころではありません。「あちー!はちー!ちょーだい!!」と叫びだすレベルで、毎食、お箸を要求してきました。

加えて、お箸を渡すと、グーで握りながら、薬指と小指でバッテンを作り、挟んで食べる(いわゆる握り箸)というところまで、勝手に箸の使い方が進化してしまい。

 

取り組んだ内容

 

にぎり箸でお箸の持ち方が固定されるのはまずいと思い、正しい持ち方を教えようとしました。

しかし、全くうまくいく雰囲気ではなかったため(子どもが正しく持ちたいという意欲がない)、早々に断念し、4月中旬に急遽、エジソン箸を購入しました。

 

もともと私は、エジソン箸でお箸の練習をさせることには消極的で、お箸に興味を持った3歳過ぎころに、普通のお箸でゆっくり練習すればいいと考えていました。

 

しかし、予想に反して、子どもがお箸に興味を持つ時期が早すぎました。言葉の習得も、手の巧緻性も十分でない2歳前半の息子に、正しいお箸の持ち方を指導し、習得させるのは無理でした。

 

そこでエジソン箸を購入したわけですが、購入するときは、私のこだわりで、普通のお箸と同じ動きになるよう、親指あたりに支点があるものを選んで購入しました。

 

わが家が選んだエジソン箸はこちらです。なお、このエジソン箸、食洗器は使用禁止の表記ですが、食洗器で洗っても、今のところ支障はありません。

 

  

 

エジソン箸を使った結果

エジソン箸を、いつもの使っていたお箸に変えて出してみたところ、それほど嫌がらず、エジソン箸を受け入れました。最初に数回、親指人差し指中指の入れる場所を教えると、その後は、常に指を正しく入れて使っていました。

 

ただし、エジソン箸のデメリットなのでしょうが、薬指と小指で下のお箸を支えなくてもお箸を開いたり閉じたりできるので、薬指と小指が開いたパーの状態になり、今でも、「グーするよ」と誘導する必要がありますし、誘導しても、すぐに元に戻ってしまいます。

 

また、エジソン箸は、箸を開くとき、手をパーにする動作で箸を開くことになるので、本来、私たちが行っているような、親指人差し指中指で、上のお箸をつまんで動かすようなお箸の動かし方にはなっていません。

 

それでも、食べる際は、エジソン箸で、豆類も麺類も、それなりに起用に挟んで食べています。

 

なお、エジソン箸でない普通のお箸を出すと、握り箸のままです。

 

 

感想 

エジソン箸は、息子にとっては一つの食べる道具にすぎない印象です。(お箸とは別物)

 

エジソン箸を持てれば、正しく箸を持つということを認識して自然に正しい箸の持ち方を習得できる、ということではなく、お箸はお箸で練習する必要がありそうです。

 

3歳を過ぎて、もう少し手の巧緻性が上がったら、木の六角箸なども使って、お箸を正しく持つ練習を始めたいと思います。

 

(余談)エジソン箸に消極的な理由

保育士をしている親戚が複数いるのですが、みな一様に、エジソン箸での早期のお箸訓練は必要がない、という考え方でした。

 

その方々に聞くと、エジソン箸は、もともと、障害があるなどで手先が不器用な子どもさん向けの、訓練のためのお箸だったそうで、大半の子どもたちは、時期がきたら、普通のお箸できちんと練習すれば、お箸が正しく持てるようになる、という考え方です。

(そして、それは2歳ではありません。もう少し大きいです。)

  

私が子どもに持たせた印象も、あえて、早くからエジソン箸でお箸を練習する必要はないな、というものでした。

確かに、わが子がお箸で食べているのを見ると、感動してしまうのですが、2歳前半は、本来は別にお箸で食べなくてもいい時期です。

スプーンやフォークで楽しくご飯が食べられているのに、周りに影響されて、わざわざエジソン箸を購入して、お箸練習を早めに始める必要はないかなと思いました。

 

なお、エジソン箸の「エジソン」という名前、早く使えば、頭がよくなるような気がして、親心をくすぐる絶妙なネーミングだなと、本当に感心しています。

 

 

 

子ども部屋をプレイルームに模様替えした

 

自粛生活で、リビングで遊ぶようになると、リビングにおもちゃが散乱して大変になりました。また、雨の日は外に出られないので、リビングだけで過ごすことに限界を感じていました。そこで、子ども部屋にプレールームを作りました。

 

取り組んだこと

 物置になっていた子ども部屋を掃除し、滑り台ジャングルジムセットを移動させ、おもちゃの中でも細かくバラけるもの(トミカなど)を子ども部屋に移しました。

  

 

 

アンパンマン たたいて!まわして! トントン大工さん

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他にも、洗濯ネットでバスケットゴールを作ったり、マスキングテープでまとを作り、ボール投げができるようにしました。 

 

 

感想

とっても正解でした。

雨の日でも、「つるつる~いく~」と言いながら、子ども部屋に遊びに行っています。ボール投げも楽しんでいます。リビングでは「コラー!」と言いたくなる大胆な遊びも、子ども部屋だと許せるため、寛大でいられます。 

 

唯一の失敗は、子ども部屋が2階で、私が在宅ワークをするのが1階であるため、在宅ワークが犠牲になりました。もう少し部屋か廊下が広ければ、在宅ワーク用の机と椅子を、部屋や廊下に持ち込んで、遊んでいる様子を見ながら仕事ができたかもしれません。

 

 

30ピースパズルを購入した

 

家遊びを充実させようと、パズルを購入しました。

 

取り組んだこと

トーマスが好きで、トーマスのテレビばかりを要求するため、遊びの幅を広げるために、トーマスの30ピースパズルを購入しました。

2歳前半で推奨されているのは、だいたい10~20ピースくらいなのですが、10個程度の木の型はめに物足りなそうだったため、思い切って30ピースにしました。

 

 

正直なところ、「この子ならできるのでは?」という親の欲目(願望)もありました。

 

結果

子ども一人ではできませんでした。

 

四隅、直線部分を、順番に渡してあげると、それなりに作っていけますが、それでも、8割くらいで集中力が限界になり、最後まで完成できるのは、数回に1回です。最後まで出来たら、すぐにひっくり返して遊んでいます。親が完成さえたものも、ひっくり返して遊んでいます。

 

完成させたパズルを壊す遊びのほうが好きなようです。

 

感想

 

推奨年齢は、概ね正しいです。推奨年齢以上のものを買い与える場合は、ひとまず推奨年齢のもので遊ばせて、様子を見てからにしたほうがよいです。

 

わが家は、結局、15ピースを買い足しました。 

 

こちらは、スムーズに遊んでいますが、残念ながら、子ども自身は、それほどパズルが好きではないようです。完成したものをひっくり返す遊びのほうが楽しそうです。ピースが無くなる日も近そうです。

 

 

数字を教えた

 

毎日お風呂で、温まる際に1から10まで数えており、いーち、にー、さーん、と、親と一緒に数えることが出来ていたので、私が突如やる気になり、1~10の数字を教えようとしました。

 

取り組んだ内容

 

厚紙10枚に、1から10までの数字を書き、フラッシュカード形式で見せたり、これは何?と聞いたり、かるた形式で「3はどれ?」と取らせたり、積み木を「3つ頂戴」などとやり取りしたり、複数の遊びのバージョンで、遊びながら数字を認識させようとしました。

 

また、下にも記載しますが、スマホアプリで「かずあそび」というものを活用し、数字をつかったスマホゲームをさせてみました。

 

 

取り組んだ結果

「3」は「さん」というのだ、ということは分かったようですが、それが、物の個数と結びつくまでは、もう少しかかりそうです。

 

2つちょうだいの呼びかけに、2つ渡すことはできますが、それ以上はまだでした。

そして、1から10のうち、本当に正しく発音して正解できるのは、半分程度です。

 

スマホゲームでも、一緒に「いち、に、さん」と個数を数えていけば、その数字を選ぶことはできますが、一人では、5以上の個数の把握難しいようです。

 

それでも、車のナンバーや、看板の数字などをみて、「はち」「よん」などと言うようになりました。(正答率はやはり半分程度)

 

感想

取り組み始めるの早かったです。完全に親の趣味でした。

 

こちらも、保育士の親戚からは、自分の年齢程度(できれば年齢+1)の数の概念が分かっていれば大丈夫、ということでしたので、気長に、遊びの中で、楽しく取り組んでいけたらいいなと思います。

 

 

スマホアプリを導入した

 

親と過ごす時間が増え、親が、スマホやパソコンを操作しているのを見ることが長くなると、スマホに興味を持つようになりました。

大騒ぎでスマホを見せてくれと要求することも増え、少し辟易したため、お古のスマホを子ども用に与えました。

 

アプリの内容

 

最初は写真や動画(自分の)を見ていましたが、それも飽きてきたため、無料のスマホアプリを入れてみました。

入れたのは、この3つです。 

 

「トーマスパズル

 

きかんしゃトーマスとパズルであそぼう!子供向け無料知育パズルのアプリ

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KidsStar Inc.無料posted withアプリーチ

 

 

「かずあそび」

 

数字・数え方の幼児向け知育アプリ! かずあそび

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Kazue Kuga無料posted withアプリーチ

 

 

「もじあそび」

ぐーびーともじあそび -3歳からのひらがな練習用知育アプリ-

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スマホにアプリを入れた結果

びっくりするくらいの食いつきでした。

最初は、そのままスマホを与えて遊ばせていたのですが、切り上げがかなり難しかったので、15分すると自動的にスマホが止まるように設定して与えるようにしました。

 

3つのアプリとも、最初から半分くらいは、無料で遊べ、その後課金する方式ですが、今は課金せずに遊んでいます。課金の予定はありません。

 

アプリを入れた当初は、トーマスばかりで遊んでいましたが、そのうち、かずあそびやもじあそびも楽しむようになりました。

 

ただし、特にもじあそびについては、もじ分かっているのではなく、不正解であっても、タケノコのようなキャラクターがユーモラスに動いたり、飛んで行ったりするので、それを見て笑い転げています。

 

かずあそびの方は、7割程度の正答率で遊べるようになってきました。

 

感想

 

親が常に触っているパソコンやスマホについて、子どもに「興味を持つな」と言っても無理だろうな、という夫婦の共通認識から、お古のスマホを与え、アプリを入れるというところに至りました。

 

賛否がある課題だと思いますが、わが家は、今のところ後悔はありません。

在宅ワーク中、どうしても、集中して取り組んでいてほしい時間(邪魔してほしくない時間)というのがあったため、致し方なく、というところもあります。

 

ただし、導入当初、1日に何度もスマホスマホと騒ぐようになり、中毒性があるのだなぁということが、身に染みて感じらました(導入前から、親の見ているスマホが欲しいと騒いでいましたが)。

 

導入する際は、時間制限の方法、アプリの内容の厳選、子どもの性格なども考慮する必要があると思います。

 

わが家は、スマホ以外のゲームやタブレットはなく、Youtubeも見せておらず、テレビはEテレと、Amazonプライムのトーマスと、となりのトトロ(最近アンパンマンが加わった)のルーティーンでした。

 

現在、15分でスマホ自体が切れる設定にして、時間で画面がフリーズしたら「終わったね」というと、子どもは、「もう1回~」と多少騒ぎますが、あまり深追いはせず、その他、2階や外遊びなど、誘導するとスマホを置いてついてくる遊びがあるため、現在は、スマホアプリを導入しても、まだスマホと「共生している」といえる範囲に収まっています。

 

これが、他の遊びに誘ってもついてこない、15分で切れたあと癇癪を起こして泣き続けるなど、「スマホ中毒」の状態まで進行しそうになったら、スマホを与えるのは止めて、他の方法を考えようと思っています。

 

 

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