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付き添い入院のメリットとデメリット

子どもが入院した際、付き添い入院が求められたら、どんな家庭でも、「どう対応しようか」と悩みますよね。

 

病院によっては、付き添い入院について、親の希望を聞いて、どちらでもよい、としてくれるところもあるようです。

 

そこで、付き添い入院をして感じた、付き添い入院のメリットとデメリットを記載します。 

 

 

 

付き添い入院を求める病院、求めない病院

 

付き添い入院が必要かどうかは、病院によって異なりますが、

 

・24時間付き添い入院が必要

・親の付き添いは不可、通常の面会時間のみ面会できる

・付き添いをしてもしなくても、どちらでもよい

 

の3パターンに分けられると思います。

 

この他にも、昼だけ、もしくは夜だけ付き添いを求める、という病院もあるようです。

わが子の入院した病院は、1つ目の、24時間付き添いが必要な病院でした。

 

では、付き添い入院のメリットとデメリットを整理します。入院先が、付き添いをするかどうか選べる病院の場合に、選択の参考になれば嬉しいです。

 

付き添い入院のメリット

 

一番に、入院で、普段と異なる環境に置かれている子どもの不安を、軽減してあげることができます。

 

特に、乳幼児の場合、親と離れる、親がいない状況で夜一人で寝る、ということは、大きなストレスです。

 

付き添い不可の病院だと、親が帰る際、いたるところで、子どもの泣き声が聞こえるそうです。

 

前回の記事にも書きましたが、

小児科の看護師さんの数は、大人の病棟より、定数が少ないらしいです。したがって、泣いたらすぐに看護師さんにあやしてもらえる、というのは、なかなか難しいです。

子どもが、身体がしんどい状態で、泣き疲れて寝る。夜に起きても一人きりで、また泣いてしまい寝られない、というのは、親として心が痛みます。付き添い入院の場合、この問題が回避できます。 

  

次に、付き添いの場合、常に子どもと一緒にいるので、回診の際、医師や看護師の方と、情報共有や、病状についての質問を、しやすくなります。

2時間に1度は、看護師さんの点検があります。少なくとも、朝と夕方には、医師の回診もあります。子どもの体調や変化を、親から伝えられれば、治療の一助となるかもしれません。

 

 

さらに、点滴交換や薬の配布について、最近は、都度名前を確認して、インシデントを防ぐ対応がとられています。文字を読めない、名前の言えない子どもの場合、親の確認がすることで、重大インシデントを防ぐことができます。

(付き添い入院不可の病院は、親の確認の代わりに、チェック体制を強化したり、バーコード読み取りなど、システム化することで確認体制を確立したりするなど、違った確認の方法を取っているとは思います。)

付き添い入院によって、子どもの治療の安全を担保できます。

 

食事や、薬を飲む際の介助も、付き添い入院では、親が行います。あの手この手で、小さな子どもに薬を飲ませられるのも、親の付き添いがあればこそ。1人で薬を飲めるようになるまでは、付き添い入院のメリットになると思います。

 

付き添い入院のデメリット

 

とにもかくにも、親の負担が大きいです。

食事、着替え、睡眠、お風呂、生活の全てを、病院で行わなければなりません。ストレスもかかります。

 

共働きの場合は、どちらかが仕事を休む必要がありますし、専業主婦の家庭でも、妻がずっと病院に詰めていると、自宅の家事が回りません。

 

兄弟がいる場合は、さらに大変です。

 

感染予防のため、小さい子どもは面会不可の病院が多いです。入院中の子どもに付き添う担当と、家で子どもの面倒を見る担当が必要ですが、交代の際、他の子どもをどうするのか、病院に連れていくのか?留守番させるのか?という問題が生じます。

 

現実の問題として、付き添い交代の際に、どちらかの子どもを置き去りにしてしまうことになるため、子どもが複数の場合、付き添い入院は、夫婦2人ではかなり難しいと思います。

ずっと病院担当、ずっと家庭担当で固定すればいけるかな?でも夫婦で会話をするタイミングが全くないのは、心配です。

 

 

付き添い、する?しない?どちらがいいか

 

子どもの情緒の安定という点では、付き添い入院が一番だと思います。

また、子どもの身の回りの世話を丁寧にできる、という点でも、付き添い入院に軍配が上がります。

 

子どもが3歳未満の場合、ご飯を食べる、おむつを替えるなどの身の回りのことについて、看護師さんが、全てを十分に対応するのは難しいと思います。もちろん、最大限の努力はしてくれるでしょうけれども。

したがって、子どもが小さい場合は、可能であれば、付き添い入院が出来ると、親も安心です。 

 

しかし、入院が長期に及ぶ場合、完全付き添いの病院は、親の負担がすごい。

共働き家庭の場合、どちらかが仕事を続けられなくなるかもしれません。

(子ども専門病院など、入院が比較的長期になる子どもが多い病院は、付き添いが選択制になっていることが多いです。親の負担を考えた対応なのかなと思います。)

 

付き添い入院を希望する場合でも、治療や入院予定期間などは、できる範囲で医師に確認し、付き添い入院をできる期間を、職場や家庭で、調整しておく必要があります。

 

なお、子どもが、身の回りのことが一人でできる場合は、24時間の付き添い入院まで必要かは、悩ましいところです。なぜなら、上にあげたメリットが半減し、デメリットが大きくなるからです。

今回の入院でも、子どもが小学校高学年以上の場合、子ども一人で、治療室に行ったり、病室外を歩いているなど、親の付き添い、いるのかな?と感じる場面がありました。

また、子どもの年齢によっては、24時間の付き添い、というのは、子どもにも求められない場合があります。鬱陶しい場合もあるかと。

 

年齢が高い場合は、例えば週〇回だけ、付き添い、などもありかもしれません。病院が、柔軟に対応してもらえるところだといいですね。

 

以上、付き添い入院のメリットとデメリットを紹介しました。悩んでいる方の一助になれば幸いです。

 

 子どもの入院費用については、こちらから。

www.workingmother-rikumiler.com

 

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