さあ、旅行に行こう、という場合、ツアー会社の旅行ツアーを探して予約したり、エクスペディアなどのサイトから航空券とホテルを予約して準備したりしますね。航空会社のHPから直接航空券を購入することもあります。
この航空会社の航空券は、航空会社のマイルを貯めると、マイルを利用して無料で購入(発券)することができます。これを特典航空券と言います。
特典航空券を使うと、交通費(飛行機代)が無料になりますから、旅行費用が、諸経費とホテル代の支払い(と食事等の活動費)だけで済み、とってもお得に、お安く旅行ができるようになります。この、お得な陸マイラー活動について、説明します。
航空会社のマイルを貯める方法
マイルを貯める方法は、
(1)飛行機に乗りフライトマイルを貯める
(2)マイルが貯まるクレジットカードでクレジット決済をして、マイルを貯める
の2つがよく知られた方法ですが、これらに加えて、もう一つ、マイルを貯める方法があります。
(3)ポイントサイトを活用してマイルを貯める
です。
(1)について説明します。
航空会社は、航空券を購入したり、旅行ツアーに参加したりして、飛行機に搭乗した方に、搭乗マイルをくれます。これをフライトマイルといいます。
ANAやJALのカード(クレジット機能のないものでもOK)を持っていれば、誰でも貯めることができます。
東京―大阪を飛行機で移動すると、280マイルがたまります。ちなみに、東京―沖縄を飛行機で移動するための特典航空券は、片道9000マイルが必要です。
あれ?特典航空券に必要なマイルに比べ、飛行機に乗るともらえるフライトマイルは、あまり多くないですね。そうです、フライトマイルは、仕事で頻繁に飛行機に乗る方くらいしか、たくさん貯めることはできません。
そこで、飛行機に乗らずに(フライトマイルを貯めずに)、マイルを貯める人が現れました。
この方々、つまり、(2)や(3)の方法でマイルを貯める人々を、陸マイラーといい、飛行機に乗らずにマイルを貯める活動を、陸マイラー活動といいます。
本当にマイルが貯められる陸マイラー活動はポイントサイト
実は昔から、(2)のクレジットカード決済でマイルを貯める方法は、よく知られていました。これは、マイルの貯まるクレジットカード(ANA〇〇カードや、JAL〇〇カード)を所有し、クレジットカード払いをすると、ポイントのかわりにマイルが貯まる、というものです。
私も過去、この方法でマイルを貯めていました。しかし、獲得したマイルには通常、有効期限があります。普通のANA〇〇クレジットカードやJAL〇〇クレジットカードであれば、通常3年、長くても4年です。
クレジットカード払いでコツコツマイル貯めても、期限切れで失効してしまい、陸マイラーを挫折する、という方も多いです。
それは、クレジットカードでマイルを貯める方法は、「支出は収入の壁を越えない」という大原則があるからです。
例えば、北海道への特典航空券は、東京からだと片道7,500マイル、往復15,000マイルが必要です。家族4人で行くには60,000マイルです。1%還元のクレジットカードを利用する場合、600万円のカード払いが必要です。
3年間で、そんなにクレジットカードで支払いをしますか?私はしませんし、できません。これが、「支出は収入の壁を越えない」ということです。
実は、本当にマイルを貯められる陸マイラー活動は、(3)の「ポイントサイトでマイルを貯める」、なのです。
クレジットカードによる支払いではないのです。
ポイントサイトを活用する方法だと、マイルは簡単に収入の壁を超えます。
ポイントサイトを活用した方法で、私は、4か月でANAマイルを80,000マイルを貯めました。80,000マイルをクレジットカード決済で貯めようとすると、800万円の利用が必要です。
普通のサラリーマン共働き家庭には無理です。
でも、ポイントサイトの活用であれば、普通のサラリーマンワーキングマザーがクリアできてしまうのです。
ポイントサイトによるマイル取得の方法は、ANATOKYUカードを発行し、ポイントサイトに登録してポイントを貯め、ポイントサイトのポイントをTOKYUポイントに交換し、TOKYUポイントをマイルに変える、という流れをとります。(注記:私は、2019年にマイルを貯め始めたので、ANAソラチカカードを活用しました)
ポイントサイトでマイルを貯める詳しい方法は、後日記載しますが、 本当に簡単です。
ポイントサイトを使った方法で、1年間で、家族でハワイに往復できるマイルを貯めることもできます。
貯めたマイルをお得に使う
マイルの使い道として、一番おすすめなのは、特典航空券です。
マイルは特典航空券に利用してこそ、真価を発揮します。陸マイラーの神髄です。しかも、遠くに行けば行くほど、そして、座席のクラスが上がれば上がるほど、価値が上がっていきます。
ですので、陸マイラーは、可能な限り、ビジネスクラスやファーストクラスの、上位クラスの海外特典航空券を狙います。
どういうことか説明します。
ハワイ便の特典航空券は、レギュラーシーズンの場合、エコノミークラスで40,000マイルです。こちらを通常価格で購入すると、往復で約16万円になります。1マイル=約4円の価値です。
ハワイ便のビジネスクラスの特典航空券は、65,000マイルですが、航空会社の通常価格だと約80万円です。1マイル=約12円の価値になります。ビジネスクラスだと、1マイルの価値が3倍になるのです。
安い時期やタイミングで航空券をさがせば、航空券代は半額以上、下がる場合もありますが、それでもビジネスクラスの往復航空券は、30万円くらいはするでしょう。65,000マイルで30万円の航空券を入手しますから、1マイル=約4.6の価値になります。
マイルの価値
通常、特典航空券のマイルの価値は
国際線ファーストクラス:1マイル → 約8~15円
国際線ビジネスクラス:1マイル → 約4~7円
国際線エコノミークラス:1マイル → 約2~3円
国内線:1マイル → 約1.5円~3円
くらいになるといわれています。
ビジネスクラスのハワイ特典航空券に必要な65,000マイルを貯めるためには、ポイントサイトで約87,000円分のポイントを入手する必要があります。このポイントサイトの87,000円は、現金に換えたり、nanaoやTポイントに転換し、買い物で使うこともできます。
しかし、ポイントサイトの1円は現金の1円です。87,000円分のポイントを現金化しても、現金87,000円にしかならず、87,000円では、どうあがいても、ハワイ便のビジネスクラスの航空券は買えません。ですので、陸マイラーは、ポイントサイトで貯めたポイントを、工夫してマイルに変換するのです。
サラリーマン共働きでは、家族でビジネスクラスで海外旅行をするなんて、現実的ではありません。しかし、ポイントサイトを活用して、マイルを貯めると、手が届く範囲になります。
ポイントをマイルに交換し、マイルを特典航空券として使う価値がお分かりいただけましたでしょうか?そして、ポイントサイトによる陸マイラー活動が、いかにお得か、お分かりいただけましたでしょうか?
陸マイラーに興味がわいた方、誰でもできるマイルの貯め方の説明は、こちらから
www.workingmother-rikumiler.com
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