ワーキングマザー陸マイラーが今日も行く

フルタイム共働きのワーキングマザーです。陸マイラーもやっています。

保育園のお迎えで見えていた景色が変わってきた

子どもが保育園に行き始めて、つまり育休から仕事に復帰して1年半ほどたちました。

 

わが家は、保育園の送りは夫、保育園のお迎えは私(妻)と分担しています。 

www.workingmother-rikumiler.com

 

 

入園前には保活で全滅したり、 

www.workingmother-rikumiler.com

 

入園後、途中、仕事の関係から期間限定で保育園の送り迎えの役割を交換したり、

www.workingmother-rikumiler.com

 

新型コロナウイルス感染症の影響で保育園が休園になったりしましたが、 

www.workingmother-rikumiler.com

 

1年半続いた保育園のお迎え歴で、変化のあった景色がありました。

 

 

お迎えの景色が変わってきた

 

それは

 

「おじいちゃんのお迎え」を見るようになりました。

 

しかも、ほぼ毎日です。

 

 

毎日同じおじいちゃんというわけではなく、とりあえず誰かしらおじいちゃんのお迎えで帰っていく子に会います。

 

 

そこで、おじいちゃんのお迎えが意味するところを考えてみました。

 

おじいちゃんのお迎えが意味するもの

 

私は、毎日ほぼ同じ時間にお迎えに行きます。

フルタイムで働いており、通勤に1時間かかりますので、お迎え時間は園全体の中では遅い方です。

 

こういった遅い時間のお迎えにおじいちゃんが来るということは、

①お母さんの帰りが遅い

②お父さんの帰りが遅い

③おばあちゃんの帰りが遅い

④そしておじいちゃんは退職している(だからお迎えに行ける)

ということです。

 

私がよく見かける、おじいちゃんがお迎えに来られているご家庭は、お父さんとお母さんを運動会などでお見かけしたことがあるので、(お母さんが妊娠出産中などの特別な事情を除けば)仕事で帰りが遅くなる子どもの両親に代わって、おじいちゃんがお迎えに来られているのだと考えられます。

 

つまり、おじいちゃん世代が、女性が、お母さんが働くことを受け入れてきつつあることに、時代の進みを感じています。

 

 

おじいちゃんが働いていた時代

 

現在60歳台以上のおじいちゃんが現役で働き始めた時代は、まだ女性が働く時代ではありませんでした。

 

男女雇用機会均等法が施行されたのは1986年、今から約35年前です。

 

おじいちゃんが働き始めた時代、大企業の総合職はおろか、中小企業であっても、結婚後も働く女性は皆無でした。女性はほぼ全て、結婚要因として採用され寿退社していた時代です。

 

若かりしおじいちゃんがバリバリに働いていた30代ごろ、新卒で入ってきた後輩の総合職の中に、少しだけ女性が出てくるようになりました。でも大半の女性はまだ一般職で寿退社し、総合職女性も子どもを産む前には退職していきました。

 

働き続けているのは、子どもがいない強そうな女性ばかり。

「やはり女性が子どもを産んでも働きつづけるのは無理だろうな」と体感する40代をおじいちゃんは過ごします。

 

そしておじいちゃん50代。

ある程度出世もし退職も見えてきたころに、「育休世代」つまり出産後も育休を取得して職場復帰する総合職女性や事務の女性が増えてきました。なんだか時代が変わってきたなぁという感想を持ちつつ、それを働き方に生かすことは少ないままに、自分は退職を迎えます。

  

私が見るおじいちゃんたちは、そういう時代を過ごしてきた方々です。

 

 

わが家のおじいちゃんおばあちゃん

 

おじいちゃんたちと同世代の私の母は、昔にはめずらしく、卒業から定年退職まで産休育休を取得して働き続けた人です。私は0歳から保育園に通い、おじいちゃんたちと同世代の私の父は、ワーキングマザーを妻にして共働きを続けた夫です。

 

その私の父ですら、私たち夫婦がフルタイムで働き、遅くまで子どもを保育園に預けていることに、当初は懐疑的でした。私が時短勤務を取得したり転勤を求めたり工夫をして、早くお迎えに行ってあげてはどうかというようなことを言われたことがあります。

 

そのような中で、保育園でのおじいちゃんのお迎えを見て、時代は着実に前に進んでいるなと感じられました。

 

おじいちゃんのお迎えが見られるということは、おじいちゃんが、息子か娘の共働きを積極的に応援しているということです。

 

「女が働くなんて」という社会で、社会人時代を過ごしてきたおじいちゃんたちが、義理の娘や実の娘の「働くこと」のために、孫を保育園にお迎えにいき、保育園グッズをまとめて鞄につめて、孫2人を連れて帰っていきます。

 

 

少なくともお迎えに来られているおじいちゃんは、息子夫婦や娘夫婦の共働きを前向きにとらえて協力しています。

 

けっこう、感慨深いです。 

 

こういったおじいちゃんが増えてくれば、ワーキングマザーの未来は明るいんじゃないかと思った、保育園のお迎えの一コマでした。

 

最後にまたわが家のおじいちゃん

 

そうそう、共働きにもかかわらず、わが子のうんちのおむつを替えたことがなく、保育園へのお迎えも数えるほどだった私の父も、少し前から、週2回ほど孫たち(私の甥姪)の保育園のお迎えに行っているそうです。

 

頑張れおじいちゃん!

 

 

(母が体調不良のため、おじいちゃんのお迎えが発動しています) 

www.workingmother-rikumiler.com

 

 

あわせて読みたい

 

www.workingmother-rikumiler.com

www.workingmother-rikumiler.com

www.workingmother-rikumiler.com

 

 

 

お役に立てましたら、ポチっとお願いします。ブログ村に遷移します

にほんブログ村 子育てブログ ワーキングマザー育児へ
にほんブログ村