わが家はフルタイム共働きサラリーマン家庭です。
平日はもうびっくりするくらい時間に追われています。
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時短家電、時短グッズに日々助けられているわけですが、いわゆる「時短」とは遠いところにありそうなのに、わが家で時短グッズとして活躍しているものを2つ紹介します。
砥石(といし)
包丁を研ぐ砥石(といし)です。
砥石なんて、手間ひまかけて丁寧に刃物の手入れをするため、手間のかかるもの代表のような印象ですが、わが家では時短グッズとして君臨しています。
きっかけは、新築祝いに友人からちょっといい包丁をもらったことでした。プレゼントされた包丁の中に、包丁研ぎ1回無料券が入っており、「研ぐとすごく切れるようになるからおすすめ」というアドバイスとともにいただきました。
しばらく使って、切れ味が悪くなったころに無料券を思い出し、1度お店に持参して研いでもらったところ、もうびっくりするほど切れ味が良くなりました。その際にお店の人から、砥石で研ぐことをお勧めされ、研ぎ方も少し教えてもらったので、「家で研いでみよう」ということで砥石を購入しました。
結論、大正解です。
砥石で研いだ包丁は、自分で研いだものでも驚くほどよく切れるようになり、結果的に料理の時短になりました。
なぜ時短なのか。
それはお肉を切るとき、特に皮付きの鶏肉を切るとき、皮の部分まで1回でザクっと切れるからです。
わが家はよく鶏肉を料理に使います。安いし量も多いし、何より私が好きなので。
鶏肉は、牛肉や豚肉と違い、胸肉やモモ肉が1枚単位で売られています。それを料理によって、一口大だったり2センチ大だったりに切るわけですが、包丁がよく切れるようになると、この鶏肉を切る作業がすごく早くなります。
鶏肉のほか、豚のブロック肉、ネギの小口切り、玉ねぎのみじん切りが早くなりました。特にねぎの小口切りは、切れない包丁だと最後まで切れずにダララララとねぎが連なりますが、切れ味のよい包丁ならサクッと1度で切れます。
研ぎ屋さんに教えてもらった砥石の使い方を紹介します。
- 砥石を水につける(10分ほど)
- 包丁を研ぐ(両面で5分ほど)※ポイントは押すときに力を入れて引くときは力を抜くこと
- 砥石を洗って干す(1日ほど)
以上です。今は便利な世の中で、Youtubeでいくらでも動画がありますので、イメージがつかない方は、一度検索してみてください。
実際の作業時間は5分なので、土日の家事の合間にできます。
砥石は、本来は荒砥石、中砥石、仕上げ砥石の3種類ありますが、一般家庭では、中砥石だけで良いとのことで、わが家は中砥石を使っています。ホームセンターやショッピングモールで2,000円以内で購入できます。 わが家はニトリで購入しました。1,000円くらいでした。(これです砥石 sharp(#1000)通販 | ニトリネット【公式】 家具・インテリア通販)
(Amazonだとこのあたりです。)
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研ぐ頻度は、わが家では3か月に1度くらいです。本来は1か月に1度くらいの頻度で研ぐとよいらしいのですが、「切れなくてストレスがたまるな」というタイミングが、わが家の場合は研いでから2~3か月後くらいです。
砥石以外にも、シャープナーという包丁を研ぐ機械がありますが、シャープナーは刃先だけを研ぐものなので、週1回くらいの頻度での手入れが必要になるようです。
ちょっといい鍋やヤカン
ちょっといい鍋って何?ということですが、具体的には熱伝導が高い鍋です。
なぜ時短かというと、圧倒的にお湯を沸かすスピードが圧倒的に速くなります。
わが家はIHキッチンです。IHキッチンの場合、同じ火加減(?)でお湯を沸かしても、実は、鍋ややかんの種類によってお湯が沸くのにかかる時間が違います。
一人暮らしのときはガスレンジだったので、それほど鍋の違いは感じていませんでした。そこで、一人暮らしの時に使っていた18㎝の雪平鍋(IHも対応可)をそのまま新しい家に持ってきたのですが、どうにもこうにも、何かをゆでたりだしを取ったりするときのお湯を沸かすスピードが遅い気がしたのです。
引っ越して新たに買った小さな片手鍋と雲泥の差だったので、もしやと思って雪平鍋を買い換えたところ、すごくお湯を沸かすスピードが速くなりました。
時間を計ってみたところ、18㎝の鍋に半分ちょっと(1リットル強)の水を入れるとして、雪平鍋はお湯が沸くまで7分くらいかかっていたと思うのですが、今のちょっといい鍋は1分43秒でした。(測りました)
ちなみにわが家のティファールで1リットルのお湯を沸かすと、5分13秒かかります。
わが家の鍋は、トップバリューの3,000円台のものです。(熱伝導が良い!みたいなキャッチコピーがあったような気がしますが、数年前のことなのであいまいです。)
そのくらいの値段で大きく効果が出ました。
ある程度の値段をかけられるなら、こちらの鍋の評価が高いです。
(18㎝)
(20センチ)
18㎝の片手鍋は、わが家ではブロッコリーやほうれん草などの野菜を茹でる、味噌汁や副菜の煮物を作る時に使うため、毎日使っています。
毎日の、しかも早朝にお弁当と夕食の準備を30分で行うの中の5分以上の時短なので、効果はかなり大きいです。
鍋に水を入れて火にかけたあと、ほうれん草やブロッコリーを冷蔵庫から出して洗って切る間にすでにお湯が沸くため、あとは鍋に野菜を入れるだけです。野菜を茹でている間に調味料を合わせ、胡麻和えくらいなら5分程度で完成します。
この流れは、毎日のことなのですごく重宝します。
同様に、やかんもちょっといいものに変えたら、途端にお湯が沸くスピードが速くなりました。これも秋から冬は毎朝のコーヒーに使うので、ストレスがとっても減ります。少し値段はしますが、ティファールより早くてびっくりしました。
(わが家のやかんはこちら。口が細く(ドリップ)コーヒーを淹れるに向いています。)
もう1つ、鍋については、これは「ちょっといい」レベルではなく、「かなりいい」レベルのお鍋になりますが、ストウブやル・クルーゼなどの保温力が高い鍋も重宝しています。
わが家の鍋は24㎝のストウブを使っており、カレーやシチューは、仕込み10分、煮るのに15分、あとは放置するだけで簡単に作れます。ジャガイモも中までほっこり火が通り、最初に作ったときはおいしさに驚きました。
ストウブの鍋の欠点は、重いので洗い物が大変なところです。
このためわが家では、金曜日のカレーやシチューでの利用が多いです。
金曜日にストウブで作ったカレーを食べて、土曜日にも残ったカレーをドリアやカレーうどんで食べるのが、金曜日カレーの次の日の定番です。
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以上、参考になりましたでしょうか。
私は、砥石もちょっといい鍋も、使ってみるまで時短道具であるという実感がなかったので、参考になればと思い、紹介しました。
毎日使う台所用品は、ちょっと値段を出しても、コスパを考えたらお得です。ぜひ少しだけお金をかけて、毎日の忙しさを乗り切っていきましょう。
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