ワーキングマザー陸マイラーが今日も行く

フルタイム共働きのワーキングマザーです。陸マイラーもやっています。

保育園落ちた! 不承諾通知を受けて二次選考までに私が行ったこと

 

保育園の選考結果がそろそろ届くころかと思います。

 

希望通りの園に入園できた方、おめでとうございます。入園準備を進めつつ、残り少ない育休期間をお子様とめいっぱい楽しんでくださいね。

 

残念ながら、一次選考で全滅した方(不承諾通知を受けた方)、まだあきらめてはいけません。

 

2019年に息子を1歳の4月から保育園に入園させようと保活に挑み、一次選考で不承諾通知(全滅)を受けた後、二次選考で希望園に入園が決まった経験をもとに、一次選考で保育園に落ちてから行ったことやしなければならないことを記載します。

 

2019年 わが家は保育園に落ちた

わが家は、2019年4月入園の一次選考で、1歳4月入園の保育園の申請に落ちました。

あの、不承諾通知をもらった日のことは、忘れません。

 

私も夫も少しトラウマになっているくらい、ショックな出来事でした。

 

私の居住する地域は、1歳4月の入園については、役所から複数の希望園を書いていれば(人気園のみ希望、というものでなければ)フルタイムで育休明けの点数があればどこかには入れると、説明を受けていました。

 

しかし一次選考の結果、わが家は保活全滅しました。

なお全滅の家庭が自治体内で数百組、そのほとんどが1歳4月入園希望者だったようです。 

 

一次選考の結果を受け悔しい思いもしました。夫婦喧嘩もしました。

 

でも、泣いていても喧嘩をしても、保育園には入園できません。

 

悲しい気持ち、悔しい気持ち、不安な気持ち、すべてかみ殺して二次選考に向けて動き出しました。

 

わが家が保育園に落ちてからやったことのなかで、これはやるべきだと思うことを、できるだけ具体的に説明します。

 

二次申請に向け何をすればいいのかの参考になればと思います。

 

なお、1つ心に留めておいて欲しいのは、一次選考で落ちたのは、親が悪かったわけでも子どもさんが悪かったわけでもありません。単なる行政の手続きの問題です。お子さんのことを見て選考しているわけではありません。

「うちの子の何が悪かったんだ」と思い悩む必要は全くありません。あなたのお子さんは、とっても素晴らしい、みんなに自慢できるお子さんです。

(この点、私自身がすごく思い悩んだ部分でした。)

 

 

入園申込時の説明書を熟読し、自分の持ち点を再確認する

 

二次選考に向け、まずは入園申込書類の熟読をします。

 

保育園の入園申込のしおりなどに、選考基準を示した点数表が掲載されており、入園申込時に自分の持ち点やランクを計算していたと思います。

 

申込書の提出は秋ごろが多く、申込書には「申込後に状況が変わった場合は、状況が変わった時点で役所に届けてください」と注意書きがあると思いますが実際は届け出ていない場合も多いと思います。

 

状況が変わった際に届けるというのは、点数が減る場合、例えば育休中に退職・転職したことで育休明けの加点がなくなった、仕事を辞めたので求職中の身分になったのほか、逆に点数が増える場合も存在します。

 

例えば、職場に請われて急遽育休を返上して働き始めた、配偶者が単身赴任することになり新たな加点がついた、離婚した、などです。

 

点数が有利になる場合は、二次選考の際にその状況を再度申請すれば、新たな点数を算出して判定してもらえますので、判定に有利になります。

自分の持ち点でプラスになる要素はないか、入園申請の説明書を熟読しましょう。

 

市役所・区役所になぜ落ちたのか聞きに行く

 不承諾通知には、不承諾であることしか記載されていません。不承諾通知を見つめていてもなぜ落ちたのかはわかりません。周りの保護者になぜ落ちたのかを聞いてもわかるのはしょせん噂レベルです。落ちた本当の理由が分かるのは、役所だけです。

 

全滅して役所に腹が立っていたり、幻滅していたりすると思います。今後が不安な気持ちや悲しい気持ちもあるでしょう。

しかし、まずは市(区)役所に行きましょう。

 

役所で質問する内容とその理由をまとめます。

 

 

1.二次選考等の今後のスケジュール

一次選考で不承諾となっても、4月までに二次選考がある場合がほとんどです。

二次選考で園児を募集する園は、比較的不便なところにある園、小規模園(3歳までの園など)、園庭のない園などが多いですが、すでに入園している園児が年度末に転居することが決まった、選考で承諾の通知を受けたが希望園でない、兄弟が違う園になったため入園を辞退する、などで自分の希望園や人気園でも空きがでる場合があります。

 

また、市や区が待機児童が多い状況を考慮して、急遽定員を増やすこともあります。二次選考のスケジュールや、二次選考で空きが出ることが分かるタイミングを把握しましょう。

 

多くの市町村では、二次選考の申し込み受付のギリギリまで空きの出た園の情報を更新していると思います。電話で問い合わせをするのか、ホームページで確認できるのか、どうすれば最新の情報が把握できるのかを確認しましょう。

一次選考では検討していなかった園の見学も必要になるかもしれませんので、しっかり把握しましょう。

 

くわえて、二次選考に応募しない場合、一次選考の申込書でそのまま待機児童状態になるのかも確認しましょう。

二次選考に書類を提出しなければ希望を取り下げたと扱われる場合もあります。必ず確認しましょう。

 

2.自分の点数は何点だったのか

実際の選考では、ご自身が思っている点数ではなかった、という場合があります。

例えば、労働時間が所定の時間を満たしていなかった(会社の記載ミスも含む)、書類が整っていないため加点がついていなかったなどです。

役所が点数算定のミスをする可能性も0ではありません。

自分は何点で選考されたを具体的に確認し、自分の認識と合致しているか確かめましょう。

 

 

 

3.自分が希望していた園と、次に希望する園の、入園できた方の最低点

この点が一番大切です。次に希望する予定の園の、現時点での入園者の最低点を聞きましょう。

 

この点数が自分の持ち点より低い場合は、二次選考で第一希望にすれば入園の可能性が高くなります。また、希望していた園の最低点が自分の持ち点よりかなり高ければ「人気園だったんだな」とあきらめもつきます。

 

最低点は、最初は教えてくれない役所も多いです。理由は「個人情報保護の観点から」と言われると思います。

 

この「個人情報保護の観点」というのは何かというと、最低点を開示するとその最低点の方の状況、例えば「フルタイムか」「シングルマザーか」「兄弟が何人いるのか」「収入がどのくらいか」などが分かってしまう可能性があるという意味です。

 

『あの人はシングルマザーになったから点数が高いんだ』などの情報を赤の他人に教えてしまったら、役所としては取り返しがつきません。したがって、希望園の該当学年の募集人数が1人や2人の場合は本当に個人情報の観点から教えてもらえないことが多いです。

 

しかし、募集人数が多い場合は、新たな入園者のうち誰が最低点の人かは分かりませんから、「個人情報保護の観点」は、実はそれほど問題になりません。

人数が多ければ、個人情報保護は問題ないのではないか?と問い返し、最低点を聞きましょう。

 

同様に、落ちた人の中で自分は何位か(自分より点数が上の人が、その園に何人待機になっているか)を聞きましょう。

 

なお、点数や順位については、子どもの入園する年齢のものだけを聞きましょう。ほかの学年の点数が分かっても二次選考には何の役にも立ちません。

 

もしここで、どうしても最低点を教えてもらえない場合は、対策として、情報公開請求を行う方法があります。

 

 

 

4.認定こども園を希望の場合、「1号認定」で入園した後、「2号認定」に変更できるか

 

認定こども園では、1号認定、2号認定、3号認定という制度があります。

この区分は何かというと、

1号認定=幼稚園のこども

2号認定=満3歳以上の保育園の(親が働いていて保育の必要がある)こども

3号認定=3歳未満の保育園のこども

ということを意味しています。

 

お子さんが満3歳以上、つまり幼稚園の年少さんの学年で、こども園に入園希望をしていた場合、もし保育園が不承諾だったとしても、認定こども園に1号認定で入園し、2号認定に変更すれば、保育園に入園するのと同じ待遇を受けられることになります。

 

通常、保育園の不承諾通知が届くころには、幼稚園や認定こども園の、1号認定の受験や結果通知は終了していますが、募集人員を満たしていなかった場合や、年度末に転居する子が発生したため空きがでたために追加募集をする、という可能性があります。

 

私立の認定こども園は、各園に確認する必要があるかもしれませんが、制度として、区や市で認定変更を認めているか確認し、認めている場合は、1号認定での入園も視野に入れましょう。

 

これは、2歳4月で復帰を考えていて不承諾となった方には、次年度の3歳4月の入園の作戦に、大きな要素となります。

 

つまり、2歳4月で不承諾となった場合、3歳4月入園の選考で、以下の流れで希望園を目指すことができます。

 

  • 2歳4月からの1年間は認証保育園や無認可園、育休延長、一次預かりを利用する
  • 3歳4月の入園申込時、9月ごろから始まる、1号認定(幼稚園生)としての入園申込に、希望するこども園を受験して合格する。この場合、保活の持ち点は関係なく、純粋に幼稚園の入園申込と同じで、面接や抽選で決まります。つまり、保活で不利な第一子でも、面接や申し込み順で希望園に決まることがあります。
  • 続いて秋ごろ、2号認定児(保育園児)として保育園入園の申込をする
  • 2号認定児として承諾通知があれば、承諾された園に通園する。不承諾の場合は1号認定児として4月に幼稚園生として入園し、幼稚園の時間と預かり保育で過ごしたうえで、5月か6月頃に2号認定に変更してもらう。

 

この方法が可能であれば、3歳の4月で、幼稚園生として希望園に決まっている場合、保育園の入園に、希望順位が下位の園をむりやり書く必要がなくなりますので、ぜひ検討してください。

 

5.仮に二次選考で入園できた場合、次年度に希望園に転園することが可能か

二次選考では、今まで希望していなかった園を希望園に記載しなければならないことがあり、記載すればその希望していなかった園に入園する可能性もあります。

 

すでに入園している園児の転園については、区や市ごとに考え方が大きく異なります。

 

新規申込者を優先するため転園は難しい自治体もあれば、次年度の一次選考の場合にのみ新規申込と転園希望者を同様に考えて選考する、兄弟で同じ園に通うための転園は積極的に優先する、などの選考基準を持っている自治体もあります。

 

二次選考で当初の希望園とは異なる園を申し込む場合は、次年度の転園も視野に入れる必要があります。転園希望の場合の扱いを、詳しく聞きましょう。

 

 

6.二次選考でも不承諾となり、育休待機になったり無認可園に入園した場合の選考基準

 二次選考でも不承諾となった場合、残念ながら認証園や無認可園に預けて復帰するか、育休を延長するか、最悪退職するか、という選択を取る必要が出てきます。

 

このうち、認証園や無認可園に預けて復帰した場合、認可園の申請状況は継続できるのかどうか確認しましょう。

また、自治体によっては、認証園や無認可園に〇か月預けている場合に加点があったり、すでに仕事復帰していることで加点があったりすることもありますので、こちらの加点状況についても確認しましょう。

 

加えて、育休延長を行う場合であっても、申請状況は継続できるのか、減点されることはないのかを確認しましょう。

 

育休延長中も申請を継続できるとか、育休延長で加点がつくなどの自治体であれば、育休延長をしつつ、待機児童として保育園入園申請も継続し、入園できた段階で年度中でも復帰するという方法も取りえます。

 

 

役所での確認が終わったら、次は二次選考に向けて、保育園の見学に行くことになります。

 

私は、結果的に二次選考のために、認可、無認可、企業主導型保育園をあわせて4園の見学に行きました。(私の住む自治体には認証園はありません。)

 

次の記事で、保育園見学のポイントを紹介します。

 

皆さんの保活が良い結果になりますように。

 

 

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